【美容室オーナーが伝える】美容師で独立できない人の5つの特徴
美容師として仕事をしていると考える独立。
大型店や有名店で仕事をしているから、独立につながっていく、このまま、ここでキャリアを積むと独立できる。
残念ながら、独立というのはそんなことではないのです。
独立できない人には5つの特徴があります。
目次
- 技術が上がると独立できると信じている。
- 上司や先輩に対してイエスマン。
- キャリアがまだ足りないと思っている。
- 資金がない。
- お客さんと離れるのが寂しい。
技術が上がると独立できると信じている。
技術がすごく高くなったからといって独立はできません。
技術とはそもそも何でしょうか?
上手に切れることでしょうか?
上手に切れることと、お客様に喜んでもらえるものは全然別物です。
プロ側から見るとわかる技術も、お客様側からは、わからない技術がたくさんあります。
技術が全てではなく、喜んでもらえるようにすることが大事なのです。
技術を追い求めるのは大事なことですが、
技術向上=独立
ではないことを気付いてください。
上司や先輩に対してイエスマン
上司や先輩の教えに対してイエスマンの方は独立は厳しいでしょう。
独立すると、自分がトップになるのです。
自分の考えが持てない方が独立したなら、注意してくれる方もいない、教えてくれる人もいないと、いつまでも自分に自信がもてないのです。
そのような方は常に新しいことをするとき、誰かが先にしててくれないと、不安で自分の足が出ない人です。
キャリアがまだ足りないと思っている。
キャリア、つまり経験が足りないと思っている人は、なかなか独立はできません。
美容師の経験を積んでからと思うでしょうが、経営者とスタッフでは業務が違います。
スタッフとしての経験をどんなに積めたとしても、経営者としては初心者なのです。
例えば、海外に住みたいが英語が話せない。
なので、英語を話せるようになったら海外に住む、
と言っているのと同じことです。
どこまで話せるようになると移住するのですか?
完璧に話せるようになるなんて、とてもじゃないですが、難しい話です。
ほとんどの日本人が、日本語すら完ぺきではないのにです。
海外に住みたかったら、住んでみればいいんです。
住んでいると勝手に英語は話せるようになります。
独立もしたいなら一回してみればよいのです。
そうすると、経営者としてのキャリアが積めるのです。
資金がない。
資金が貯まらないから、独立できない。
こう答える人もいますが、それは間違いです。
借金すれば、資金はできます。
借金して、返せないならどうするんだ!?
そんなふうに思う人も多いですが、逆に言うと、上手くいかないと思って独立する人がいる訳ありません。
それは、借金は関係ありません。
仮に、1000万円を10年で貯めて、それを資金にして使ったとして、上手くいかなければ、借金になります。
借金を1000万円したとして、それで上手くいかなかったとしても、10年かけて1000万円返せば、同じ話です。
そうすると、自分の目標を早めれます。
お客さんと離れるのが寂しい。
これは美容師にとって、めちゃくちゃ独立する時に、思うことです。
特に、勤めてる職場から、かなり離れたところで独立したりする場合はです。
任せてもらってるというのは、とても美容師にとってありがたく、やりがいになることです。
それを自分から切るようなことはすごく、辛いです。
しかし、こっちはその気かもですが、お客さんとはどのタイミングで、縁が切れるかはわからないのです。
あちらが、結婚したり、転勤したり、上京したり、田舎に帰ったり、自分の都合で、疎遠になります。
かなりありえないことではありますが、1年後には、今、任せてもらってるお客さんが、1人も来ないかもしれません。
そうなった時、離れるのが寂しいと思って、仕事をしてたなら、独立のタイミングは逃すでしょう。
まとめ
美容師をしていて、出店して借金を背負うのが怖かったりするのであれば、今はフリーランスだったりして、出店しなくても独立できる時代です。
独立したなら会社員に戻れないわけではありません。
そんなに極端に考える必要はありません。
様々な多様性ある時代です。
やって後悔するタイプか、やらないで後悔するタイプか、自分自身と向き合ってみると、独立しないのも一つの道だと思います。